以前にドSケースの潜水艦時計のベゼルをゴーストから普通のものに戻した事を書きましたが、ベゼルインサートについてはまだまだ納得いってません。
(過去の記事を読まないと本当に何のことか解らない文章で恐縮ですw)
目指すベゼルインサートってこんな感じです。
ベゼルの退色具合といい、ルミナスポイントの透明感といい、これって簡単なようで非常に手に入らないものなんですよねー
もちろん、高いお金を払って買おうなんて考えていません。作るんです。
作るんです!
これまでのも大分試行錯誤してきました。
外径37.5ミリのベゼルインサートは出回ってる数も少なく手に入る製品は限られていました。
よく売ってるものはアルミの小口や裏面がシルバーのものになります。
わかるでしょうか。
表面側だけに色が載っていて、小口(切断面)と裏面はシルバーなんです。
この製品は色々な薬品を試しましたが上手く退色しないんですよ。
一気に塗装が膜状に剥がれてしまいます。
ルミナスポイントも酷いです。焼き魚の目のようです。真っ白で透明感がないんです。ちなみに全然光りませんw
ルミナスポイントはどうにかなるとしてもこの塗装は退色の見込みがないので、違う製品を買ってみました。
裏面も小口も塗装が載っています。
こちらを退色させてみたいと思います。
ちなみにルミナスポイントは
焼き魚の目ですw
目指すルミナスポイントは、
こういう色合いで
新鮮な魚のような透明感ですね。
以前は接着剤を盛って作ってたのですが、乾燥時に収縮して真ん中が陥没するので、補修してもきれいな球面にならなかったんです。
今回はウレタンクリアを盛ってみようと思います。
爪楊枝の先端に接着剤をつけて、黄色の色鉛筆の芯を細かく砕いたものと夜光を混ぜて調合したものを絡め取り、その上にウレタンクリアを盛っていって、切断して削ってから台座に嵌めれればいいかと思います。
小さな部品の細かい所ですが、こういった拘りは必要かと思います。
まあ、誰も気にしませんし、よく見ないとわからないw
週末くらいに作業できるといいんですけど、最近何かと忙しいんでどうなることやら。